その地の博物館・資料館的な施設を訪ねるのが
好きなのです。
今回は、士別。
まだ雪のある時期でした。
少し離れて見ると、こんな感じ。
博物館と、公会堂展示館とがつながっています。
地域の歴史が、
文化が、
かつての栄華が、
結構無造作に展示されていることが
多いものです。
「石油発動機」
人力、牛馬に替わって、
化石燃料が使われるようになると
生産性が一気に向上したんですね。
写真では何度か見た気がしますが、
実物は初めて見ました!
美術作品の背後で、
堂々と(?)存在を主張している
温水パネルヒーター。
洒落た美術館も、
それはそれで素晴らしいですが、
こんな飾らない施設も
味があるんじゃないでしょうか。
車椅子での利用が
全く考慮されずに設けられた施設ですから、
後づけの昇降機が
所々に用意されていました。
大きなガラスの開口部は、
冬期養生も大変そうでした。
お客さんも少なくて、
のんびり、じっくり、
観てまわることができます。
仕事の約束時間にさえ
間に合うならば。
本を読んだり、
ネットで検索したりするのも悪くありませんが、
このような所で
実物を見たり、
解説を読んだりするのもまた
良いものです。
(「士別市立博物館は空いていた」おわり)