2017年05月13日

歌志内市のマンホール蓋と街灯

歌志内市に寄りまして。



『日本一小さな市』ということ。
面積ではなくて、人口が少ないのです。


かつて、石炭が主燃料であった時代には、
大変栄えたということです。

川沿いの狭い土地に炭住が密集していた頃には
ものすごい人口密度で、
昭和23年には総人口4万6千人を記録したとか。

しかし、石炭から石油へのエネルギー転換が進み、
炭鉱も次々と閉山していく中、
昭和56年には1万人を割り、
平成19年には5千人を割り、
平成29年4月末の人口は、3,494人(うち、外国人4人)。


この街の、マンホール蓋。


utsnisnmnhlht.JPG


市章が鋳だしてあります。




通りの街灯。

utsnisngitu.JPG



人口が10倍以上であった頃の面影は、
僅かに残されています。

しかし、一所懸命に見出そうとしなければ
見落としてしまいそうなものも多く。


石炭を運び出すために引かれ、後に国有化された歌志内線も通っていましたが、
民営化後の1988年(昭和63年)に廃止されました。


かつて栄えた商店街は見る影もなく、
それでも、元気な子どもたちの声も聞こえてきて、
いろいろと思うところの多い訪問でした。
(「歌志内市のマンホール蓋と街灯」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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