2017年05月07日

大きな鰊番屋

明治〜大正期に栄えた、
鰊番屋。



解体修復され、現代に保存されています。

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入口脇にある像。


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遠目には、二宮金次郎かと思いましたよ。

『もっこ』を背負った人物像でありました。


『もっこ』とは、これ。

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港につけた船に満載された鰊を
これに入れて背負い、
陸に運ぶためのもの。




屋根の上には、洋風の装飾が取り付けられています。


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これは装飾なのですが、
先が尖っていて落雷の恐れもあるわけで。


それで、別途コンクリート柱に取り付けた避雷針が2本
建てられています。


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屋外消火栓もありますね。




それとは別に、放水銃の設備もあります。


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玄関付近。


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3月から始まる漁期。
この造りでは、
かなり寒かったんじゃないだろうかと思います。


ほんとうに、
昔の人達は大変だったことと思います。

現代は、ありがたい時代なんだと思います。
(「大きな鰊番屋」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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