鰊番屋。
解体修復され、現代に保存されています。
入口脇にある像。
遠目には、二宮金次郎かと思いましたよ。
『もっこ』を背負った人物像でありました。
『もっこ』とは、これ。
港につけた船に満載された鰊を
これに入れて背負い、
陸に運ぶためのもの。
屋根の上には、洋風の装飾が取り付けられています。
これは装飾なのですが、
先が尖っていて落雷の恐れもあるわけで。
それで、別途コンクリート柱に取り付けた避雷針が2本
建てられています。
屋外消火栓もありますね。
それとは別に、放水銃の設備もあります。
玄関付近。
3月から始まる漁期。
この造りでは、
かなり寒かったんじゃないだろうかと思います。
ほんとうに、
昔の人達は大変だったことと思います。
現代は、ありがたい時代なんだと思います。
(「大きな鰊番屋」おわり)