部屋の壁から給水管が伸びて、
蛇口がついております。
蛇口の先についているものから察するに、
洗濯機給水用の水栓なんでしょう。
元々はもうちょっと低い位置で接続する
洗面化粧台か何かがあった場所に、
洗濯機を置こうとしてこうなったのかも知れません。
夏は結露してしまって大変だろうな、
せめて保温しておけばいいのに、とか
洗濯機につなぐんだったら、
自在水栓ではなくて、
他にもっと適したやつもあるだろうに、とか
新築の感覚で見ると、いろいろ感想があるものです。
巨大施設の複雑なシステムの「せつび」も、
それはそれで凄いんですけど、
ほんのちょっとしたコトの積み重ねを
ちゃんとやり尽くしてある「せつび」は
やっぱり凄いんだと思います。
勉強が出来るとか、
記憶力に優れているとか、
そういうのとは別の「賢さ」が、
良い設備を形作るんじゃないかと思うんです。
(「あとから取って付けたような水栓」おわり)
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