2017年04月21日

一体何の配線だ?

建物の中にある配管は、
ぱっと見何の用途かわからなかったりするんですが。

配線になると、もっと細くて数が多いので
更にわからなくなります。






配管だったら、管表面や保温外面に表示するんですが、
細い配線だったら、そういうわけにもいきません。


なので、「名札」を付けてあげます。


nnnhisnnnkwkrnknrniyun.JPG


水色の矢印の先にあるのが「線名札」です。


これに、回路だったり系統だったり、
必要な事項を書き込んでおきます。


こんなに何十本も線があったら、
絶対わからなくなりますから。


実際につなぐ際には、
更に導通試験などをやって確認しますけど。



建物の完成検査の時、
一体何だかわからない配管や配線があったら、
施工した方に訊いてみましょう。

「これ、何の配線なんですか?」


後から第三者が見てもわかるように
なっているかどうかが肝要なので、
「素人目線」で素朴な疑問を投げかけてみるのも
一つの手なのです。
(「一体何の配線だ?」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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