ぱっと見何の用途かわからなかったりするんですが。
配線になると、もっと細くて数が多いので
更にわからなくなります。
配管だったら、管表面や保温外面に表示するんですが、
細い配線だったら、そういうわけにもいきません。
なので、「名札」を付けてあげます。
水色の矢印の先にあるのが「線名札」です。
これに、回路だったり系統だったり、
必要な事項を書き込んでおきます。
こんなに何十本も線があったら、
絶対わからなくなりますから。
実際につなぐ際には、
更に導通試験などをやって確認しますけど。
建物の完成検査の時、
一体何だかわからない配管や配線があったら、
施工した方に訊いてみましょう。
「これ、何の配線なんですか?」
後から第三者が見てもわかるように
なっているかどうかが肝要なので、
「素人目線」で素朴な疑問を投げかけてみるのも
一つの手なのです。
(「一体何の配線だ?」おわり)
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