2017年04月17日

ポリスチレンフォーム保温材をかぶせて

改修で、流し台廻りの給水管をやり替え中。



配管したあとで、
保温材をかぶせます。


plstrnfrmhontu1.JPG


『ポリスチレンフォーム保温材』をかぶせてあります。
『グラスウール』や『ロックウール』だと、
「巻く」という感覚なのですが、
『ポリスチレンフォーム』だと「かぶせる」感じ!?


つなぎ目が断熱の欠陥になりやすいので、
保温材同士をしっかりと合わせた上で
テープ巻にして固定する必要があります。


継ぎ手部分とか、支持材の取り付く部分とか、
きちっとやるのが大変そうです。


plstrnfrmhontu2.JPG


F☆☆☆☆(フォー・スター)


という表示がありますが、
もう、当たり前になりました。


VOCなどを発散しない、という規格ですが、
もはや、スリー・スターとか、ツー・スターの
製品を見かけることなどありません。

わざわざ使う意味もありませんし。



設備工事で時々あるのが、

「設計図では、ポリスチレンフォーム保温材を使用することに
 なっているけど、現場ではグラスウール保温材でやってある」

なんていう状態。


一般的に、ポリスチレンフォーム(PF)のほうが値段が高いので、
減額案の対象となることも多いのですが、勝手にやってしまうと
後々トラブルの元になることもあります。


他に増額要素がいろいろ出てきてしまったからここで節約して
おきたい、という場合には、
監理者に了解を得て、文書化しておくといいかと思います。
後で言った言わないの争いになると、立場が弱いですからね。



ピット内で湿気が多かったりすると、
グラスウール(GW)内部が湿気てしまって断熱効果が減じるので、
ピット内だけはPFでやってね、
そういう意図が入っている場合もあります。
そんな時には、変えさせてもらえないかも。


逆に、図面ではPFと指定されていても、
ボイラー室内で可燃物を避けたいからGWに変えて、
という指示が出ることもあるでしょう。
消防あたりからの指摘で。


あとで保温材をやり直し……なんていうことになると大変。
よく確かめておくと良いかと思います。


意匠屋さんが設備工事の監理も兼任する場合、
見過ごされがちだったりします。

気に留めておいてみてください。


あと、設計と現場とで(協議の上で)変更した場合、
完成図にもしっかり反映させておいていただきたいものだと思います。

設備工事の完成図(竣工図)って、
あてにならないんですもん。
(「ポリスチレンフォーム保温材をかぶせて」おわり)
posted by けろ at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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