館内内壁の仕上げも、
コンクリート。
敢えて真っ平らに仕上げないで、
ちょっとずつ凹凸をつけた型枠を使用して
曲線の壁もうまく表現されています。
ちょっと見づらいのですが、
外壁も同様の仕上げなのです。
軒下のような所で、
野生の鹿が休んでいました。
この施設、外断熱なのですが、
外装仕上げもコンクリート打ち放しにしてあるのです。
メインの収蔵物は、この国宝。
写真に撮り忘れているのですが、
トップライトの表現とか
天井も打ち放し仕上げにしつつ
照明や空調吹出口の配置を行うなど
建築・設備的な見所も多い施設でした。
収蔵品の説明ばかりで、
建物本体の説明が一切ないのが
残念なところです。
そんなに大きくはありませんし、
収蔵品も多くはないのですが、
なかなか、見ごたえのある施設でした。
(「コンクリート打ち放しの壁表現」おわり)