というところがある。
安田侃(やすだ・かん)氏の作品が
そこかしこにある。
幼稚園が、
工房が、
ギャラリーが、
喫茶店が、
散策路が、
点在している。
展示してある作品、
建っている建物、
それぞれに味がある。
近郊には、産業遺産としての炭鉱跡やダム湖、
渡り鳥の飛来中継地もある。
ちょっとした連休中でも、
首都圏では考えられないくらいに
人が少ない。
そういう所が、
地方都市にはたくさんある。
近年は、それを目指して、
外国人観光客が訪れている。
日本人が知らない日本を、
県民が知らない県内を、
外国に居る人たちのほうがよく知っていたりする。
それなのに
「ここいらは、何にも無い所だぁ。つまんねぇよ」
なんて言っていたら、勿体無いんじゃないだろうか。
その地域に住んでいる人が、
その地域の魅力を体感していないと、
ますます寂れてしまうような気がするのだ。
(「地方都市には魅力が満ちているのに」おわり)
【関連する記事】