2017年04月08日

本丸御殿復元工事(完成公開部分)

名古屋城本丸御殿復元工事において、
施工済みの部分は公開されています。



第1期工事の、玄関・表書院部分は観覧できるようになっています。




真新しい、木造建築。


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軒の細工が豪勢です。


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内部、広間の襖絵や壁画は、『狩野派』の作品のようです。
空襲でほぼ焼失しましたが、一部は取り外して疎開させてあったので
現存しているものもあるようです。
それは別に保存してあり、
復元工事の場所にあるのはすべて模写だそうで。


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絵心は無いワタクシですが、
圧倒される感がありました。

やっぱり、ホンモノ(模写だけど)は、
何か感じるところがあります。




襖の引き手飾り(かな?)も、
大層凝った造作です。


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広間上部は、換気用なのかどうか、
格子天井になっていました。

さり気なく、照明を配置してあります。
釘隠し一つ取っても、えらく手間がかかっています。


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とは言っても、現代に建てるもの。

避雷用の電線や、エアコン室外機が
異彩を放っています。


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囲炉裏の上部にも、
換気口らしき細工が。


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さり気なく、
コンセントと、LED照明器具。


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もちろん、火報もあります。


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薄暗い廊下にも、
火報総合盤とともに、
分電盤が。


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不特定多数の観覧者を受け入れる施設でもありますから、
建築基準法、消防法他の現行法規は遵守されるべきでもあり。



屋外には、ちゃんとスロープも取り付けられています。
原建築には、当然無かった筈のもの。


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歴史的建造物を、
現行法規の元で復元するために、
何を再現して、何を新規に設けるのか。

どんなに『邪魔』でも、
法的に(さまざまな緩和措置・特例措置を駆使しつつも)必要とされるものは
つけなければなりませんし。

センスが要るんだろうなと思います。
(「本丸御殿復元工事(完成公開部分)」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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