2017年03月15日

経理は専門家に依頼すべきか?

本日は、確定申告書の提出期限日なのです。

日々の経理・申告書作成は、
会計事務所なり、税理士なり、
その道の専門家に依頼すべきなのでしょうか?

ワタクシ自身は「好きにすれば?」と思います。



ワタクシも、確定申告を出すようになって、だいぶ経ちます。
超稼いでいるからじゃなくて、
自営業者だからなんですけどね。


ただの自営業者でも、複式簿記で、ちゃんと青色申告すれば
控除額が大きいですからね。

初年度からずっと、経理は自分でやっています。
申告書も、自分でやっています。

とは言っても、本来の会計・決算業務は、会計ソフトがやってくれています。


自分がやるのは、

・データを入力すること
・証憑書類を整理すること
・申告書を手書きすること
・税務署に申告書を出してくること

ほぼ、それだけです。

まあ、入力ミスが時々ありますので、
決算データのチェックくらいはやりますけれど。


起業セミナーとか、その手の本とか、
いろんな方々のブログとか、
そういうのを見ると、いろんな意見が展開されていますね。

曰く、

「経理とは、経営管理。その大事なところを外注で済ませるのは
 ナンセンス。経営感覚をしっかり身につけるためにも、特に
 開業当初は自分でしっかりと取り組むべき。専門家に頼むのは
 事業が拡大してきてからで十分だし、その場合にも、しっかり
 事業主が内容を把握しておくことが必要」

また曰く、

「本来の事業があって起業しているのに、本来業務ではない
 経理・会計作業を自分でやるのはナンセンス。専門家に
 依頼したほうが、正確で素早くできる。そんな事を自分で
 やる無駄な時間を過ごすくらいなら、本来事業にその時間を
 投入したほうが良い」


それぞれ、説得力があるような気もします。


確かに、全く経営意識無しで漫然と過ごすのは、違うんじゃないかと思います。

と言って、苦手な分野は外注を使って効率よく、というのも正しい気がします。


さて、あなたはどう考えますか?



ワタクシは、なぜ自分でやってるんでしょう。
理由を考えてみました。


思い当たるのは、

・やっぱり、自分の事業(いくら小さいとしても)の現況は
 数字(その成り立ちも含めて)で把握しておきたい

・そもそも、会計は嫌いじゃない

・会計ソフトがあれば、特に面倒じゃないし
 (確かに、手計算・手書きじゃ、大変だと思うけど)

・『1年間の事業実績の棚卸し』にもなるし

・一種の年中行事(儀式)として楽しんでるんだよね

そんな感じ。


いまどき、e-taxもあるし、
郵送だって構わない。

けど、区切りとして、ケジメとして、儀式として、
手書きで申告書を書いて(計算はエクセルだけど)、
自分の足で(交通機関は使うけど)出しに行き、
受領印を押してもらってくる。

ただ、そうしたいだけなんだ。
自分がそうだというだけなんだ。

だから、他の人のことは、他の人が自分で決めれば良い。

誰それが、どう行動しているか、
なぜそうしようと考えているのかを聴いて、
参考にするのも良いだろうけど、
判断するのは、そして実行するのは、自分。
そして、自己責任。



外注してたって、数字の把握は出来る。
会計は、嫌いだ。
会計ソフトを買うのも無駄に思うし、そんなモノ使いたくない。
会計・申告なんて、ただ面倒なだけ。できることなら避けたい。

そういう人だったら、外注すれば良い。

好き好きだよね、ってことです。




だから、

「自分ですべきだっっっ!」or「外注すべきだっっっ!」

ってドヤ顔されると、ちょっと引きます。

そんなの、人それぞれ好きにすればいいじゃん、って。

やってみたけりゃ、やればいいし。
やりたくなけりゃ、外注すればいいし。

やってみたけど、やっぱイヤ、って言うんなら、
途中から外注すればいいし。

やりたくなかったけど、何となくやってみたくなってきたら、
途中からやってみればいいし。

要は、どっちだっていいんだよね。
ワタクシは、そう思うのでした。



「好きにすればいいじゃんっっっ!」

って、ドヤ顔してるワタクシも、たいがいなアホなんですがね。
(「経理は専門家に依頼すべきか?」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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