本来は木造で造られていたわけで。
石垣を積むのだって、
重機の無い時代には相当な苦労ですし、
枠組足場なんて無い時代に、
高い建物を作るとなると、
転落事故も時々あったことでしょう。
敵襲に対応する様々な措置も各所にあるし、
それらは数多の実戦の教訓を経て
時代とともに強化され続けていたのであろうし。
地震、雷、火事、お上、お家騒動など
さまざまな天災・人災をくぐり抜け、
近代では空襲にも遭いつつ、
何度も修理・再建を繰り返して
今日の姿があります。
科学技術の発達って、
戦争の具にもなれば
繁栄の礎ともなる。
利用する人間の性質次第ということです。
(「築城って、大変だったろうなぁ」おわり)
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