2017年01月25日

玄関脇の散水栓

ある施設の玄関脇に、
散水栓が設けてありました。



雨水再生水を利用したもので、
「飲めません」と明示してあります。

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水撒きに使うなら、
飲める水質の水を使わなくてもよいでしょう。


日本の水道設備は、
すごく高品質なんだと思います。

普通の日本人が、
水道水をそのまま飲んで腹を壊さなくて済む国は
どのくらいあるんでしょう。


・水道水は、飲んじゃダメ。汚染されてるから。
・生野菜は、食べちゃダメ。洗う水が汚染されてるから。
・レストランで出て来るコップの水も飲んじゃダメ。
・未開封の缶飲料なら大丈夫。
・良く加熱されていない食材は、食べちゃダメ。
・採ったままの果物は大丈夫だけど、カットしてあるやつは危険。


そんな注意事項が列挙される渡航先もあります。


水資源自体が豊富で、
普段あまり有り難みを実感せずにいますが、
やはり有り難いことです。


でも、雨水や排水を再生して使うためには、
やはりそれなりの設備が必要で、
コストもかかります。

ある程度大きな施設でないと、
なかなか「再生水」は使いづらいところでしょう。


なお、上の水栓にはハンドルがありませんね。
勝手に使われるのを避けるため、
敢えてこのようにしてあります。


また、寒冷地ゆえ、冬期間は凍結する恐れがあります。
そのため、床面には水抜き用ハンドルが設けてあります。


冬期、気温が-4℃以下になる場合には、
水抜きしないと凍結してしまいますから
うっかり忘れないように、
お気をつけ下さい。

玄関ガラス面内側には
放熱器が設置してありますね。
(「玄関脇の散水栓」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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