2017年01月12日

補給水ポンプを据える

補給水ポンプを据えます。


空調用水回路の補給水は、
飲料水とは縁を切らなくちゃいけません。

もしも万が一、
逆流してきたりすると
飲料水が汚染されてしまいますから。

チャッキバルブ(逆止弁)をつけても、
ゴミが噛んだり
機構のどこかに不具合があったりして
逆流してしまう可能性は排除できません。

飲料水と、それ以外の用途の配管とを接続してしまうことを
『クロスコネクション』と呼び、禁止されています。


だから、一度タンクに貯めてから圧送する
「補給水ポンプ」が必要になるのです。


IMG_0023.JPG

上の白い箱の中に、ポンプが入っています。
下のクリーム色のやつが、タンクです。


カバーを開けてみると、
中身が見えます。

IMG_0022.JPG


かわいいポンプが入っています。


IMG_0012.JPG

こんな感じで据え付けて、
配管もつないでいきます。


今回の写真では、
不凍液回路なので、
タンクに給水管はつなげていません。

濃度を調整した不凍液を
タンク内に入れておきます。
だから、給水管は接続していません。


密閉回路なので、
『補給』するのは最初の水張りと、
メンテや改修工事後の再水張りくらい。
普段は、ほとんど動きません。


小さな密閉形隔膜式膨張タンクも
接続してあります。

膨張管には「安全弁」が取り付けてあり、
管内が異常高圧になると吹き出して
減圧するようになっています。

この現場では、
吹き出し管をタンクに戻すような
接続にしてあります。


膨張管には、
バルブを設置しないのが原則です。
バルブを締めたまま忘れられていると、
圧力を逃せなくなり、
システムが爆発するからです。
(爆発、の程度はともかく)

とは言え、
安全弁のメンテ(ダメになることはあるので)や
膨張タンクの取替・封入空気圧調整などのため
止水できるのが望ましい。

ということで、
完成時には、バルブが確実に開いていることを確認した上で
バルブハンドルを取り外しておいて
「うっかり」閉めてしまうことがないような
状態にしておくことが多いものです。



耐震のため、
タンクを基礎にガッチリ固定できるように
専用金具を使用して据え付けています。


上の写真は、
まだまだ施工途中のものです。

最終的には、保温材が巻かれたり
管用途が記載されたりして
仕上がります。
(「補給水ポンプを据える」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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