ユニットヒーター。
頻繁に扉が開閉される配送室では、
ちょっと暖めてもすぐ熱が逃げてしまいますから。
ファンコンなんかよりもちょっと強力な放熱器を。
側面から吸って、
下方に吹き出します。
中に温水コイルが入っていて、
温水で暖められた空気が
下に吹き出されるのです。
写真でファンの羽根のように見えるものは、
吹出し風向の調整板。
ファン自体は、もうちょっと奥に入っています。
この向きを変えると、
真下を重点的に暖めたり、
拡散させて周囲を一律に暖めたり
必要に応じて変化させることができます。
ある場所では、夏にも運転されていました。
寒いから?
いえいえ、暑いから。
温水は流さないで、
ただ運転していました。
扇風機がわりに。
そんな使い方も、できます。
(「寒い時には、役に立つ。」おわり)