冷媒管と、電源ケーブルと、制御ケーブルが
つながっています。
大抵それらは、
カバーで覆われています。
樹脂製だったり、
金属製(耐蝕性の強いもの)だったり。
商品名、スリムダクト。
一般名(役所関係で使う)は、冷媒用保温化粧ケース。
普通は普及している商品名が一般名詞化しているのですが、
役所工事(役所広司ではないよ)では
商品名を図面に書き込めないので
無理に代替の一般名詞を作り上げます。
さて本日は、
そのカバーの下から。
並んでいる室外機の末端近くは、
こんなもの。
末端じゃなければ、
こんなにびっちり。
中に入る管の本数や太さに応じて
カバーの寸法を決めます。
これらは、
宙に浮かぶものではないので、
架台と基礎を伴います。
屋根の上に、ただ乗せているだけの
置き基礎です。
後から増設する可能性があるのでしたら、
少し大きめのカバーにしておいて
ビスを外せば新規配管を追加できるようにします。
普通に立って見るだけじゃなくて、
しゃがんで低い位置から見上げると、
また違うものが見えてくるのです。
(「スリムダクトの下」おわり)