『せつび』は設けられています。
人が居るところ、
航空機の客室であれ、
列車内であれ、
船舶の船室であれ、
宇宙ステーションの居住空間であれ、
空気の温度と湿度を
ある程度の範囲内に保つ必要があります。
乗り合わせた、
フェリーの船室内。
天井に、パンカールーバーが取り付けられていました。
空気の吹出しの向きや風量を調節することができます。
もちょっと近寄ると。
使っている材料は、
「建築」の設備と同じモノ。
船内を見て回ると、
見慣れた「せつび」が、そこかしこに。
たまに、船独特(?)の「せつび」が
目にとまることも。
(撮影する機会がありませんでしたが)
「非建築」の設備も、
やっぱり興味深い「せつび」に違いないのでした。
建築基準法の範疇では無いけれども。
(「船室の空調」おわり)