洋風便器のブースに、
『しびん洗浄水栓』を追加してありました。
給水管を露出・床ころがしで伸ばしてきて、
壁に水栓を。
オストメイト対応の流しを設置するには、
結構な費用がかかります。
次善の策として、何とか対応しようとすれば、
このような手段がありましょう。
給水管も、そのまま剥き出しではなくて、
カバーをかけて化粧&保護しています。
便器に直接取り付けるタイプの装置もあります。
病気を治療した結果、
手術により人工肛門となる方も
少なくありません。
外出先に、パック洗浄に使えるトイレがあれば、
その行動可能範囲はとても広がります。
多くの公共施設で、
オストメイト対応の汚物流しを備えるように
なってきています。
民間ビルでは、
「費用対効果」が大きくない故か、
それほど見かけません。
このような形でも、
何らかの方策があれば、
無いよりもずっとマシ。
新築時に限らず、
改修においても考えてみては
いかがでしょうか。
(「水道管のカバー&しびん洗浄装置」おわり)
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