駅のホームから向こう側をボケっと見ていると。
ああ、折板屋根の上に、室外機が並んでる。
ルーフファンらしきモノのフードが生えてる。
室外機を、
折板屋根の上にそのまま置くわけにもいかないから、
鋼材で架台を設けて、その上に設置してある。
ノーメンテで済む機械でもないから、
たまに人が行くわけだ。
それで、機器用架台としての機能だけではなくて、
人間用の点検歩廊としての機能も持たせている。
手すりも取り付けてあるのだ。
鉄道施設だから、
何かでうっかりバランスでも崩して
人が落ちてくるようだと重大な損害となる。
年に1〜2回、人が行くか行かないかの場所であっても、
リスク低減のために手すりがあったほうが良いだろう。
そういう判断なんだと思う。
手すりだって、タダでつくわけじゃない。
その分の費用は余計に必要だ。
でもね、やっぱり、
設備のあるところ、人が行くんだから、
何らかの安全措置が欲しいものだ。
たとい、鉄道施設じゃなかったとしても。
(「屋根上の設備置場に、手すり」おわり)