右下の、地面から生えている赤いやつが
消火栓です。
看板も立ててあります。
中央の箱は、
消火栓に繋いで、火元近くまで引っ張っていくための
消防ホースの格納箱。
積雪があっても大丈夫なように、
架台に乗せて設置してあります。
箱の上にも雪が積もりにくいように、
上板に勾配がつけてありますよね。
消火栓本体は、
地面から生やしたまま。
積雪のたびに、この周囲だけ除雪するんでしょう。
消防法でいうところの「屋外消火栓」として設けたのか、
自主設置の構内消火設備なのか。
非常ベルも表示灯もありませんから、後者な気がします。
時々、図面や文書に
『消化腺』
と(誤変換で)書かれてしまうことも。
読みは同じだけれども、
とたんに生き物臭くなってしまいます。
分泌器官として液体が出てくるので、
少しだけ似ている……わけないですね。
「小河川」という誤変換は
見たことがありません。
見た目の文字がかなり違うから?
消化腺だって、最初の文字しか一緒じゃないんですけど
なぜか、間違いをよく見かけるのです。
なぜだろ。
(「工場構内の消火栓」おわり)
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