窓の外を見たら。
線路の消雪設備から、
ぴゅーぴゅーと水が吹き出していたのだ。
そうか。
水をかけて雪を溶かすのか。ここでは。
青森って、すんごく寒かろうというイメージがあったのだが、
水(まあ、お湯かも知れないが)をかけて雪を溶かせる程度の
気温だということなんだろう。
青森まで新幹線が開通したのが2010年だというのだから、
その後トラブルなく運用できているのだろうから、
大丈夫なのであろう。
旭川あたりでこれをやったら、
見事レールの氷漬けが出来上がるのであろう。
氷瀑まつりと一緒だ。
新潟で道路の雪を水で融かす装置を見たときにも
同じように思ったものだ。
帯広でこれをやったら、
公道スケートリンク網が出来上がる、と。
写真は、撮ってみた。
撮ってはみたのだが、
いかんせん高速鉄道である。
駅が近くなって、速度が落ちてきたとは言え、
それでも走行中なのである。
しかも、外は暗くなりかけ、
雪も降っている。
いくら空いているとは言え、
車内である。
他の乗客への気兼ねは、ある。
おまけに、焦っていたわけでもないのだが
切ったつもりのフラッシュも
光ってしまった。
器材は、もう買ってからかなり経つ、
安いコンパクトデジカメである。
だから、何が写っているのかさえ分からぬものと
相成ってしまった。
機会があれば、
もっとキレイに、
せめて何が被写体であるか判別出来る程度には
撮ってみたいものだ、と。
(「水をかけて、雪を融かすのだ!」おわり)