2016年12月02日

ガス焚きのロードヒーティング熱源機

積雪寒冷地にある都市部で歩道を歩いていると、
こんなモノが鎮座しているのを見かけることでしょう。


gsrdhtng1.JPG

歩道の雪氷を融かすための
ロードヒーティング設備です。
この写真は、熱源機(ようは、ボイラー的なモノ)に
あたる部分です。


都市ガスを引き込んであって、
ここで燃やして温水をつくり、循環させて
路面の雪氷を融かします。


燃焼機器だから、
排ガスを出すために煙突がついています。



gsrdhtng2.JPG



着火したりポンプを動かしたりするために
電源も引き込んであります。


ここで作った温水(実際には、不凍液です)を
地中に埋めた放熱管内に循環させます。

ここでは都市ガス燃焼タイプでしたが、
電熱方式のところもあります。
ガス会社と電力会社それぞれに恩恵を……
いやいや、いろんな政治的技術的理由があるはず。


雪が降るたびに、いちいち手動で動かして回るわけにはいきませんから、
自動運転・自動停止するようになっています。


・降雪センサー 〜 雪が降っているかどうかを検知する
・路温センサー 〜 雪が降っていても、路面温度が高ければ凍らないので
          それを加味して起動・停止を判断する

くらいは設けられています。


積雪地域でも、
気温がそんなに下がらない都市では
「水をかけて融かす」
場合もあるのですが、
確実に凍結する地域では
「水をかける」は、ご法度です。



毎晩少しずつ水を噴霧して
スケートリンクを作ったり、
氷の造形を作ったり……
そんな事ができるくらいですから。

寒い地域、暑い地域を訪れた際には、
気候に合わせた『せつび』のようすを
観察してみて下さい。
(「ガス焚きのロードヒーティング熱源機」おわり)
posted by けろ at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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