並んで設置されていましたとさ。
地上タンクのほうには、
立派なコンクリート製の防油堤。
万一、タンクから油が漏れ出ても
周囲に広がらないように、
防油堤の設置が必要とされます。
(容量等による。所轄消防署により、いろいろ)
ただ、この構造、
雨が降ったら、
雪が積もったら、
そのまま溜まっちゃうんですよね。
そういう時に油が漏れたら、
油のほうが軽いんだから、
結局は防油堤の外に流れ出してしまいます。
そうならないために、底の方に水抜き管と
バルブを取り付けるように、という指導が入る
地域もあります。
とは言え、果たしてどれくらいの管理者が、
ちゃんと雨水抜きをしていることやら。
たまーに、見ますよ。
並々と水を湛えた、
防油堤。
(「油タンクには防油堤を」おわり)