2016年11月23日

給水管用のポリスチレンフォーム保温材

配管用の保温材にも
いろんな材質があるんですが。


給水管など、冷たいものが流れる管では
繊維系の保温材だと湿気を含みやすいということで

『ポリスチレンフォーム保温材』を
使用することがあります。
(まあ、発泡スチロールのようなもんですわ)

kusiknnhonzi.JPG

値段が少し高いので、
「とにかく1円でも安く」建てようとする所には
使われません。


ピット内の給水管の保温(正確には「防露」)に
グラスウールを使った場合、
ピット内の湿気を含んでしまって
断熱性能が低下している例も少なくないので、
「ピット内だけは、せめてこれを使う」という考え方も
あります。


保温材の仕様って、
設計図にも特記仕様書にちょこっと書いてあるだけだったりするんで、
見落とされることもあるんですけど、
断熱材の材質とか、
外装材の種類とか、
いろいろあるので
ちょっと注意してみると良いでしょう。
(「給水管用のポリスチレンフォーム保温材」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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