2016年11月09日

ハウジング形管継手を使ってどんどん繋ぐ

工事現場には、
いろいろな仮設配管があります。


仮設といっても、
ちゃんと繋がっていないと中身が漏れてしまいます。

でも、ねじ切って一所懸命伸ばしていくのは、
手間がかかって大変。

バラすときだって、大変になるし。


そこで、こんな継手を使って
配管を繋ぎます。

husnggtkntgt1.JPG

直管と、曲管(エルボ)とを、
ガバっと挟んで止めるような方式の継手。


製造メーカーは何社かあるんですが、
ここでは『日本ヴィクトリック株式会社』の
http://www.victaulic.co.jp/
ヴィクトリックジョイントを使ったみたい。


husnggtkntgt2.JPG

国交省では、一般名詞として
「ハウジング形管継手」
という名称を使用しています。


・ショルダー形のように、管端部にリングを溶接するもの
・グルーブ形のように、管端部に溝をつけるもの
など、止め方にも何種類かあります。


消防認定品があるため、
消火配管にも使われますね。



屋外の仮設配管のように、
定尺の配管をどんどん繋いでいくには
もってこいの接合方法。

ただし、接合部分に多少の可撓性があるため、
要所要所固定しておかないと、
管が暴れて継手が外れてしまう危険性があります。

最初の写真でも、番線で留めてありますよね!
(「ハウジング形管継手を使ってどんどん繋ぐ」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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