2016年10月23日

実機の水素ステーションを見てみたら(3)

水素ステーション内部の「せつび」について、
ちょっとだけ触れておきましょうか。


「水素」という可燃物を扱うため、
ステーション本体の内部は、防爆仕様になっています。



照明器具は、この通り。

idusksisstton7.JPG



換気扇のモーターも、
当然ながら防爆仕様。

idusksisstton6.JPG



万が一、水素ガスが漏れた場合に、
わずかでも火花が生じるようなことがあれば、
空気との混合状態によっては爆発する危険性があります。

(水素ガスは分子も小さくてとても軽いので、
 ちょっとした隙間からもどんどん逃げてしまい、
 なかなか爆発しづらいのだ、という説明は聞きました)

だから、電気設備はすべて防爆仕様になっています。


水素ステーションに限らず、
爆発性の気体を扱う施設では、
防爆仕様が必要になります。
(「実機の水素ステーションを見てみたら(3)」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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