ちょっとだけ触れておきましょうか。
「水素」という可燃物を扱うため、
ステーション本体の内部は、防爆仕様になっています。
照明器具は、この通り。
換気扇のモーターも、
当然ながら防爆仕様。
万が一、水素ガスが漏れた場合に、
わずかでも火花が生じるようなことがあれば、
空気との混合状態によっては爆発する危険性があります。
(水素ガスは分子も小さくてとても軽いので、
ちょっとした隙間からもどんどん逃げてしまい、
なかなか爆発しづらいのだ、という説明は聞きました)
だから、電気設備はすべて防爆仕様になっています。
水素ステーションに限らず、
爆発性の気体を扱う施設では、
防爆仕様が必要になります。
(「実機の水素ステーションを見てみたら(3)」おわり)