最近は、堤体を打設するにも、
プレキャストコンクリートを積極的に使うようです。
設計の勾配で設置できるよう、
鋼材の脚部が取り付けられているし、
仮設通路用の鋼材までついた状態で、
クレーンで吊り下ろして組み立てていく。
施工精度は向上するし、
施工期間は短くなるし、
各工種の熟練度依存が少なくなるし。
土木工事も、どんどん変わっているんですね。
階段状の越流堰がある、
堤体下方に目を向けると。
鋼製と思しき、
構造物が。
水の流路を分岐させるためのものだそうで。
建築で言うならば「バルブ」なんですが。
でかすぎる。
繋がってる管だって、
そりゃまあ太いのなんの。
スケールの桁が、2つくらい違いますよね。
いいとか悪いとか、
そういう話じゃなくって。
たまに、
スケールの異なるモノを見ると、
良い刺激になります。
(「あまりにも巨大なバルブ」おわり)