2016年10月15日

巨大な、給湯器

これ全体が、お湯なんだもん。


oynmkmn.JPG

年がら年中、どんどん湧き出てくるんだもん。

すごい給湯器だよね。

湯の量もさることながら、
その熱量。

一種の地熱利用? ってなところかな。


いろんな温泉があって、
楽しいね。

ありがたいね。




熱源は、放射性物質だったりする。

半径6,400kmもの膨大な質量(地球、ね。)中に、
ごく僅かな割合で含まれている、
各種の放射性同位元素の崩壊熱が、
地熱の生成に寄与しているんだとか。


ラジウム温泉とか、
ある程度放射線を含んだ温泉もあるけど、
高レベル放射性廃棄物に相当するような物質は
出てこない。


うまいこと機能しているなぁ。

こんなふうに、安全に原子力利用ができないものかな。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


福島第一原発、
事故を起こしてから、もう5年半以上経つけれど、
未だに現地を実際に踏査しての調査ができていない。

ひどいもんだ。


原子力利用は、技術としては甚だ未完成だと思う。
でも、ある程度のリスクを許容した上で、
研究や実験を続けたら良いと思う。

けど、商業炉として、100万kWクラスの炉を動かすには、
あまりにもリスクが大きすぎやしないかと。

事故を起こしてしまったあと、
5年経っても現地調査すら不能な施設って、
とても実用的とは思えない。
「取扱不能です」
って言ってるようなものじゃないかな。



原子力も、石炭火力も、石油火力も、バイオマス発電も、
結局、たくさんお湯を沸かして蒸気を作り
発電機を回しましょ、っていうこと。


原子力は、
エネルギー密度がとても高いし、
それ故に有用性が高いのも、理解するけどさ。

たかが「お湯を沸かす」ためなんだから、
もうちょっと安全性の高いものにしたほうがいいんじゃないかな。


火力発電所だったら、
大爆発を起こしても(まあ、起こそうったって起きないが)
福島のような事態にはならない。
チェルノブイリのような広大な放棄地を生むこともない。
二酸化炭素は大量に発生してしまうけど。


普通にそこら中にあって、
無味無臭、
低濃度なら人畜無害(植物には有用)な二酸化炭素でさえ、
扱いに困っている現代。


高レベル放射性廃棄物なんて、
いやそれが中レベルであっても、
「10万年埋めとく」くらいしか、処理方法が無い。
そんなの、処理じゃないし。
ただの放置。



他の国の事は、この際仕方がない。
日本国がどうこうできる問題ではないから。

でも、少なくとも国内に関しては、
地震国、火山国、台風通過国であるという地域性に鑑み、
商業運転は控えたほうが良いと思うのだ。


経済ガー、産業ガー、と言うのも、わかる。
それも無視できない要素だけれども、
「絶対安全」「事故は起きない」なんて
嘘だったことが実証されちゃったんだから、
対策は立てなきゃなんないよね。

対策を立てるには、
事故原因の調査は必須だよね。

少なくとも、事故現場を実際にくまなく調査しなくちゃ
話を始めることさえできないよね。



現代社会を支えるために、
巨大な発電所が必要であるのは、
そうなのだろう。


原発がほとんど稼働していない現状ではあるが、
多くの火発が、だましだまし、やり繰りしつつ
何とかかんとか電力を供給していて、
決して楽観視できない状態であることも想像に難くない。


それでも、敢えて、
原発の現状での再稼働には、
賛成できないのだ。
(再稼働しちゃってるけど)



さて、冒頭の「巨大な、給湯器」。

oynmwkdsgc.JPG

これらを活用した「地熱発電」もあるが、
あんまり大規模ではないし、
トラブルも多いのが実情。
(ちょこっと見に行って、発電所の人の話を聴いただけだから
 そんなに良く理解出来ているわけではないけれど)


すぐパッと出てくるような妙案など無いのは承知の上で、
活用したいなぁ。

この熱源。
(「巨大な、給湯器」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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