2016年10月09日

マンホール蓋の強さ

日本全国どこに行っても、
当たり前のようにある、マンホールの蓋。

模様が違うだけじゃなくて、
蓋の強度にも違いがあります。


あるところには、こんなマンホール。

mnhrhthduyu.JPG


そして、ちょっと離れたところには、これ。

mnhrhtsduyu.JPG


違い、わかりますか?



あとの方には、
『車道』と書いてありますね。



このように表示されている例はあまり見ないのですが、
この市では、表示が区別されていました。



歩道用の蓋には、そんなに強度が求められません。

人や、ベビーカーや、
押して歩くバイクや、
せいぜい、宅配の荷物?

それらに対して耐えられれば十分。


でも、車道の場合には、
人間よりは遥かに重たい自家用車だけではなく、
重機も通ります。

だから、車道用のマンホール蓋には、
強度のあるものを使用します。

当然、値段も高い。


マンホール本体も、
蓋とその上に通る車重とを支えられるだけの
作りにしておかなくてはなりませんし。


ただ、上にも書いたように、
見かけ上区別されている例は多くないようです。

うっかり間違えて取り付けたら、危険ですね。
(歩道に車道用をつける分には、問題ないのですが)


ちょっとでも安くすまそうとして、
車道に歩道用の蓋をコッソリつけてしまったり……
なんていうことが無いように、
発注者も検査するわけです。

それで浮く金額なんて、
会社の信用に比べたら微々たるものですから、
敢えてやろうなんて人は、そうそう居ないでしょう。


ともあれ、
蓋強度の違いが分かる例をみつけたら、
ラッキー、ってことで。


ところで。

蓋に描かれた、「ナナカマド」

これからの季節、
実が真っ赤に色づいて
美しくなります。

ぼちぼちすると、
その上に雪を纏って、
これまた風情が出ます。

四季がはっきり出る北国が好きです。
(「マンホール蓋の強さ」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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