壁際に温水暖房用の放熱器が取り付けられていました。
これ、わかります?
普通の製品には、これに鋼板製のカバーがかかっているのです。
でも、ここではそのカバーを敢えて使わずに、
そのまま見せているようでした。
何もせず露出させておくだけだと、
蹴っ飛ばされたり荷物に触れたりして放熱フィンが曲がってしまうので、
アングルでガードしてあります。
上から見ると。
設備機器って、プロダクトデザインが「まだまだ」なんです。
30年前のカタログがそのまま生きているような、
そんな放熱器があったりするんです。
もしも「古臭いな」「今一つ」と感じるなら
いっそ、こんな使い方をしてみるのも一興。
(「見せるベースボードヒーター」おわり)