Wikipediaによれば、
北海道や千島列島、樺太の先住民族であるアイヌの伝統的な住居建築である。
っていうことです。
『最終兵器』を連想されたとしたら、
ちょっと特殊な方なのかも知れません。
資料館にあった、模型。
細部まで、作りこんでありました。
デジカメのレンズにかからないだけの隙間があれば、
内部だって撮ることが出来るから、便利ですね。
高性能の断熱材もない、
隙間だらけの建物。
冬は、さぞや厳しかったことでしょう。
それを緩和するために、
この囲炉裏で夏もずっと火を焚き続け、
チセ下部の土壌全体に熱を蓄えるという
「季節間蓄熱」が行われていたのだとか。
本州仕様の住宅に住むよりも、
しのぎ易かったのかも知れません。
実際に体験してみないと、
何とも言えませんが。
架構もしっかり再現されているようでした。
作った方、すごい。
厚真町軽舞遺跡調査整理事務所で見ることができます。
他にも、『触れられる郷土資料』がたくさん。
(「チセ」おわり)
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