2016年08月30日

工場の高架水槽

道路沿いから見える工場に、
高架水槽を見つけました。


工場敷地全体の給水をまかなっているものなのでしょうか。

下から見上げているので、容量はピンときませんが、
結構大きいのでは。

kujunkuksisu.JPG

高架水槽の周囲も、上部も、下部も
しっかり点検できるように、
歩廊や階段が完備されています。

さすが工場、といったところでしょうか。



工場の方にちょこっとお話を聴いたのですが、
バブルが弾けた頃に採用を控えていた時期が長く、
社員の年齢構成が歪になってしまっているのだとか。

50歳代の社員の下は30歳代前半以下、という状態で、
技術の伝承に頭を悩ませ、
知恵を絞って何とかしようと試みているのだそうです。

近年採用するようになった若手も、
頑張っているようでした。


身近な設備設計事務所にも、
同様なところが結構ありまして、
それはそれで大変だなぁと
思うわけです。


高架水槽は、定期的に点検・清掃しなければ
安全な水質の水を供給し続けることができませんが、
人材も、定期的に採用して育てていかなければ、
事業というものも継続しないんですよね。


ワタクシは、しがない自営業ですので、
継続性もへったくりも無く、
『自分の体だけが資本』なのですが。
(「工場の高架水槽」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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