「キュービクル」をどこに置くのか、
設計の際にはいつでも懸案だったりするんです。
電気室を設けて、そこに納めるのか、
敷地の空いたスペースに基礎を作ってその上に据えるのか、
屋根の上に乗っけてしまうのか。
見え掛かりの良し悪しもあるでしょうし、
費用の多寡もあるでしょうし。
本来なら点検し易さも重要ではあるんですが、
優先順位は下げられてしまうことも、
まま、あること。
受電容量が大きいならば、
重量もそれなりになるので、
構造的な配慮も必要になってくることでしょう。
さて、現在計画中の建物では、
キュービクルを、どこに置きますか?
低圧受電で済む建物なら、
もちろん不要ですけれども。
引込のために新たに建てる、
構内柱の位置も、
揉める材料だったりします。
(「キュービクルは、どこに据えようか」おわり)
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