時々、怖いものが見えるんです。
霊的な何かが見える、ってわけじゃないけど、
身体的に(精神的に、か?)怖い。
この水槽の上に上がって、
マンホールの蓋を開けて、
中を点検することを考えてみて下さいよ。
まず、屋上に上がって。
塔屋の上まで梯子で登って。
更に、水槽の上まで梯子で登って。
んで、マンホールを開ける。
中を覗く。
内部装置に異常があれば、
水を抜いて、中に入って、直す。
清掃だってしなくちゃ、
中がだんだん汚れてくるし。
怖いでしょ?
こんな怖い作業、やりたくない。
作業の手間もかかるし、
リスクも大きいし。
小さな水槽だと、点検清掃義務が無いし。
そうしたら、放置されちゃう。
昆虫類の死骸が大量に浮いていたり、
カラスや猫の死体が浮いている例だって報告されているし。
点検する人にとっても「怖い」し、
ここの水を使っている人にとっても「怖い」水槽。
念のために。
この施設は、たまたま通りかかって撮影しただけです。
ここでは、水槽の点検も清掃も、
定期的に、入念に、実施されているから、
この建物で使われている水は、
衛生的で、何の問題もないに違いないのです。
だから、安心して良いのです。
うん。
そうに決まってるんだ。
そうじゃなくっちゃ、困るんだ。
もうちょっと容易に安全に点検できるような環境を
整えてあったらいいなぁ、という願望が込められている記事と
捉えていただければ。
(「点検が怖い高架水槽は、点検されないかも」おわり)
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