2016年08月02日

アトリウムの露出ダクト

ある温室にて、見上げてみれば、
そこには太くて丸いダクト。

onstatrumndct1.JPG
ガラス面の結露や、
コールドドラフトを避けるため、
温風を吹き付けることができるように
なっているのだ。


もちょっと拡大してみると、

onstatrumndct2.JPG
細長い鉄板を、螺旋状に巻きつけて作った
「スパイラルダクト」の形状がよく分かるであろう。

吹出口は、角型のノズルになっている。



この丸いダクトの端部は、

onstatrumndcttnb.JPG

鉄板で塞がれている。


ホールやホテルの宴会場であれば、
このダクトは天井内に隠蔽されるのであろうが、
温室においてその必要は無かろう。

だいいち、
温室に天井板を設けようものなら、
天井内が湿気でカビてしまいそうである。
(「アトリウムの露出ダクト」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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