2016年07月23日

空調機コイルを凍らせたら大変だ

空調機に入っていた冷温水コイルを
取り出してみた結果。


これが、コイルなんですけど。

ahucoil1.JPG


脇の銅管をよく見てみると。
破裂しているのがわかります。(青矢印)

ahucoil2.JPG

別の部分も。

ahucoil3.JPG


寒い時期に、コイルに入っていた冷温水が凍ってしまって、
凍結膨張によりこの部分の配管をパンクさせてしまったんですね。


こうなると、大変です。

パンクしたところを探しだして、
全部溶接したりして穴を塞いで、
圧力試験をして大丈夫であることを確認しないと
使えなくなってしまいます。
いっそ、取り替えたほうが早いかも、というレベルの
破損状況になることも。


コイルが凍るのを防ぐためには、

・外気を生で導入しないで、室内還気と混合してプラスの温度に
 してからコイルを通すようにする

・コイルに流れる流体を不凍液にして、凍ることがないようにする

・コイルに流れる流体が常にある一定速度以上で流れるようにして
 凍らないようにする(流水は凍りにくいから)

など、いろいろな手立てがあります。


寒い地域の建物を設計する場合には、
「凍結する」ということを想定して
配慮することが必須です。
(「空調機コイルを凍らせたら大変だ」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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