2016年07月01日

ルーフファンを探してみよう

工場とか倉庫とか、
天井が高くて、内部空間が広い建物で換気を行う場合には、
ルーフファンが使用されることがあります。


rffnwnstyn.JPG

屋根の上に出っ張っているやつが、
ルーフファン。

正確には、ルーフファンの上部フード。
ファン本体は、このフードの中に入っています。


夏になると、三角屋根の上の方に熱気がたまりますから、
その最上部から排気を取れば、効果的に換気できます。


必要換気量が少ない時には、
ファン無しでフードだけの換気塔を設ければ
それで済みます。


ルーフファン、大きいモノになると、
かなりの風量が出せます。
(数千m3/hとか、数万m3/hとか)

排気をする場合には、
同量の給気が必要になるということを、
ぜひ心に留めておいて下さい。

「給気ルート確保」が難しいことがあったりするものですから。
給気ルートを忘れていると、
扉のところでヒューヒューと風切音が聞こえたり、
ドアが勢い良く開いたり、
気圧差でドア自体が変形したり、
そういう心配がありますから。

こんなルーフファン、
見つけてみませんか。

街中には少ないかも。
どっちかというと、ちょっと郊外のほうが
見つけやすそう。
(「ルーフファンを探してみよう」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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