天井が高くて、内部空間が広い建物で換気を行う場合には、
ルーフファンが使用されることがあります。
屋根の上に出っ張っているやつが、
ルーフファン。
正確には、ルーフファンの上部フード。
ファン本体は、このフードの中に入っています。
夏になると、三角屋根の上の方に熱気がたまりますから、
その最上部から排気を取れば、効果的に換気できます。
必要換気量が少ない時には、
ファン無しでフードだけの換気塔を設ければ
それで済みます。
ルーフファン、大きいモノになると、
かなりの風量が出せます。
(数千m3/hとか、数万m3/hとか)
排気をする場合には、
同量の給気が必要になるということを、
ぜひ心に留めておいて下さい。
「給気ルート確保」が難しいことがあったりするものですから。
給気ルートを忘れていると、
扉のところでヒューヒューと風切音が聞こえたり、
ドアが勢い良く開いたり、
気圧差でドア自体が変形したり、
そういう心配がありますから。
こんなルーフファン、
見つけてみませんか。
街中には少ないかも。
どっちかというと、ちょっと郊外のほうが
見つけやすそう。
(「ルーフファンを探してみよう」おわり)