2016年06月27日

いよいよとなったら、ダクトは屋外でも

ダクトを通す場所は、DS(ダクトスペース)しか無い、
とは限りません。

DSに通せば、建物外観はすっきりするし、
メンテナンスがし易いのも確か。

でも、外壁に沿わせて施工してあるダクトも、
結構見かけるはず。

gihkwsuyunscsrtdct.JPG

窓を隠してしまわないように、
一所懸命に避けていますね。

街中のテナントビルや、
病院なんかに多いんじゃないでしょうか。



飲食テナントが入る時、
厨房排気のためのDSが無い。
仕方がないから、そのまま外に出す。

でも、においが近隣に迷惑になったら困るから、
屋上までダクトを立ち上げて、高いところから排出しよう。



新しい医療機器を導入したのだけれど、
それに接続する給気や排気のダクトを新規に通すスペースが無い。

仕方がないから、外壁沿いに施工するしかないね。



学校や、研究所や、工場などでも
見られそうです。


すぐ隣に別のビルが建っていたりすると、
ほとんど気になりませんし。


写真のビルは、
隣のビルを壊したために目立つようになったのか、
元々見た目を気にしていないのか。


もし、あまりに目立って見苦しいようなら、
外壁色に塗装したら良いかも知れません。

いろんな制約から、
どうしてもDSを確保できない場合。

「外に出す」のも、一つの方法なのでした。
(「いよいよとなったら、ダクトは屋外でも」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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