とは限りません。
DSに通せば、建物外観はすっきりするし、
メンテナンスがし易いのも確か。
でも、外壁に沿わせて施工してあるダクトも、
結構見かけるはず。
窓を隠してしまわないように、
一所懸命に避けていますね。
街中のテナントビルや、
病院なんかに多いんじゃないでしょうか。
飲食テナントが入る時、
厨房排気のためのDSが無い。
仕方がないから、そのまま外に出す。
でも、においが近隣に迷惑になったら困るから、
屋上までダクトを立ち上げて、高いところから排出しよう。
新しい医療機器を導入したのだけれど、
それに接続する給気や排気のダクトを新規に通すスペースが無い。
仕方がないから、外壁沿いに施工するしかないね。
学校や、研究所や、工場などでも
見られそうです。
すぐ隣に別のビルが建っていたりすると、
ほとんど気になりませんし。
写真のビルは、
隣のビルを壊したために目立つようになったのか、
元々見た目を気にしていないのか。
もし、あまりに目立って見苦しいようなら、
外壁色に塗装したら良いかも知れません。
いろんな制約から、
どうしてもDSを確保できない場合。
「外に出す」のも、一つの方法なのでした。
(「いよいよとなったら、ダクトは屋外でも」おわり)