開けてみたことがありますか。
「メーターボックス」というくらいですから、
メーターが入っています。
入っているのは、多分それだけではありません。
たいてい、水道本管側にバルブがついています。
家の中で配管が破れて水漏れが生じた時とか、
水回りのリフォームをする時とか、
家の建て替え工事をする時とか、
メーターを交換する(計量法で、有効期間が決まっているんです)時とか、
このバルブを締めて工事をすれば、
近隣を断水にしなくて済みます。
メーターボックスは、
大きさも、
形も、
強度(車が乗っかっても大丈夫か否か)も、
深さ(寒冷地では凍結深度以下にする)も、
さまざま。
その地の水道事業者でいろんな決めごとがあったりして、
観察ポイントには事欠きません。
蓋の裏で結露したり、
ボックス内が凍結したりするのを避けるため、
断熱材が貼ってあることだってあります。
ボックスの中のメーターを直接読むタイプ(直読式)もあれば、
少し離れた見やすい場所にデジタル指示計がついているタイプ(隔測式)もあるし。
事業者ごとに、
モノも違うし、
取り付け方も、
管のつなぎ方も、
さまざま。
災害応援で、よその業者さんが緊急支援に入ると、
その仕様の違いに戸惑うとか。
お宅の水道メーター、
どこについていますか?
見たこと、ありますか?
(「水道メーターボックスを開けてみれば」おわり)
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