2016年06月04日

電柱を見上げてごらん、気中開閉器がついているんだから。

電柱を見上げることはありますか。

気中開閉器を見つけたことはありますか。

日本全国津々浦々、
どこに言ってもあるモノです。

だから、珍しくもなんともない。

『珍スポットマニア』の方だって、
まず撮影されたことは無いのではと、
勝手に思うくらい、
ありふれたモノ。

chujunkchukihik.JPG
赤い矢印の先にあるヤツです

電柱の上に架けられている電線から分岐して、
建物に電気を供給するような時、
分岐後に、この『気中開閉器』をつけておきます。

引込先で何かあっても、
ここで遮断すれば、
他の建物に影響させずに済むからです。


線が三本つながっているのは、
供給されている電力が『三相』だからです。

電柱を見ると、電線は3本づつ架かっていますよね。

鉄塔などで6本とか12本とかある場合には、
2系統、4系統を引っ張っているということです。

(住宅地で、あまり大電力を使わない建物ばかりの場合には、
 単相3線式、単相2線式で引いてある部分もありますが)


まあとにかく、一生に一度くらいは、
この『気中開閉器』を見つけてあげて下さい。
(「電柱を見上げてごらん、気中開閉器がついているんだから。」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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