気中開閉器を見つけたことはありますか。
日本全国津々浦々、
どこに言ってもあるモノです。
だから、珍しくもなんともない。
某『珍スポットマニア』の方だって、
まず撮影されたことは無いのではと、
勝手に思うくらい、
ありふれたモノ。
赤い矢印の先にあるヤツです
電柱の上に架けられている電線から分岐して、
建物に電気を供給するような時、
分岐後に、この『気中開閉器』をつけておきます。
引込先で何かあっても、
ここで遮断すれば、
他の建物に影響させずに済むからです。
線が三本つながっているのは、
供給されている電力が『三相』だからです。
電柱を見ると、電線は3本づつ架かっていますよね。
鉄塔などで6本とか12本とかある場合には、
2系統、4系統を引っ張っているということです。
(住宅地で、あまり大電力を使わない建物ばかりの場合には、
単相3線式、単相2線式で引いてある部分もありますが)
まあとにかく、一生に一度くらいは、
この『気中開閉器』を見つけてあげて下さい。
(「電柱を見上げてごらん、気中開閉器がついているんだから。」おわり)
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