2016年05月30日

雪降る地では、エアコン室外機にも屋根を

雪が積もって、本体外板が傷むから。

屋根から落ちてきた雪で、壊されるから。

年に数回、ちょこっと雪が積もるだけの地域なら、
別に無くたって構わないと思います。

でも、結構な量が積もる地域なら、
そして、真冬日が何日も続くような気候であるなら、
屋根はつけたほうが良いのです。


「雪」について、
ふわふわしていて、優しい感じ。
なんて、思ってはダメです。

固く締まって凍りついた雪は、
もはや『岩石』。

庇から、岩がガツンと落ちてくることをイメージすると、
「屋根、要るなぁ」
と思うはず。


建物の屋根に溜まった雪は、
建物内部からの熱で溶かされて、
外気で冷やされ凍って、
締まりながら、
比重と硬さを増していきます。

庇の先端から、まっすぐ下に落ちることもあるけれど、
徐々に内側に巻き込んで、壁にぶつかるばかりに
落ちてくることもあります。

それでガラス窓が割れてしまうことだってある。


だから、室外機だって守ってあげたい。
friacnstgik.JPG
そうしたら、
こんなに古い機械だって、
ちゃんと守られて長持ちするのだ。

この古さの機械だと、
使っている冷媒ガスがオゾン層を破壊するヤツじゃないかとか、
効率が悪くって電気の無駄遣いだとか、
難点もあるので、

「長く持ちさえすれば素晴らしい」

とはならないところが、
単純ではない面。
(「雪降る地では、エアコン室外機にも屋根を」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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