それが免震建物です。
ということは、建物と地面との間に
「動いてもぶつからない」だけのスペースを
作っておく必要があります。
そこに入る機会は、なかなか無いんじゃないかと思います。
構造計算上、どのくらい動くのか?
それによって、必要な空間が決まってきます。
左側が、建物。右側が、地面。
この建物では、約50cmの隙間が設けてあります。
誤って人(や動物やモノ)が落ちたら大変ですから、
手すりを設けてあったり、
動きに支障が出ないようなカバーをかぶせてあったりします。
街で見かけることがあったら、
どのくらいの隙間があるのか、
カバーや手すりの様子を観察してみましょうか。
どれが免震建物がわからない、って?
ご心配なく。建物のあちこちに、人の目につくように
「この建物は、免震建築物です」
というプレートが、そこかしこに貼ってあることが多いので、
きっと気づけるはず!
もしももしも、このスペースに入る機会があれば、
その中にある『せつび』(配管とかケーブルとか機械類とか)にも
目を留めてみましょう。
(「免震建物が動けるスペース」おわり)
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