設備屋さんにお任せっっていうことが多いのかも。
昔は、露出配管には
塗装仕上げをするのが当たり前でした。
配管の上に保温材を巻き、
さらに厚紙(原紙)でくるんで形を整えてから
綿布を巻き、
目止め材を塗った後に
調合ペイントを2回塗りして仕上げる。
かなり手間と時間がかかる方法でした。
ペイントの色を、
配管の用途に応じて変え、
ひと目でわかるようにしていたものです。
ただ、手間と時間と、それに伴うコストは
とにかく下げたいもの。
今では、国土交通省仕様でも、
こんな仕上げは無くなって、
合成樹脂カバーで覆うのが標準になっています。
http://www.mlit.go.jp/common/001108562.pdf
(第2編第3章 P.73ほか)
それでも、要所要所には、
配管用途や流れの方向などを明記して
わかり易いように表示することは欠かせません。
文字だけじゃなくて、色分けもあると、分かりやすいのです。
民間の建築物でも、最低限は記しておかないと
あとで改修するときに困ってしまいますから。
(余計な調査費・設計費・施工費が必要になってしまいます)
(「配管仕上げの色分けは、あとあと便利」おわり)