2016年05月18日

渡り廊下のエキスパンションジョイント

建物と建物の間に、道路をまたいで渡り廊下がついている。
そんな例を、都市部ではよく見かけますね。

wtrruknexpj.JPG

大きな地震動が襲ってきても、
ぶつかって大きく破損したり
渡り廊下自体が崩落してしまうことがないように、
『エキスパンションジョイント』が設けられています。

建物同士が動いた時、
その動きを吸収できる部分を設けているのがわかりますか?

もちろん、大きく揺れた際には、
外装カバーが落下する程度の損傷はあるはずですから、
大地震のあとには下を通らないほうが無難なのは
言うまでもないことです。

通路部分だけではなく、
屋根部分の細工も上々ですね。

積雪寒冷地の場合には、
壁も設ける必要があるし、
屋根部分の隙間も無くさなくてはなりませんから、
違う工夫が必要になります。
(「渡り廊下のエキスパンションジョイント」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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