そんな例を、都市部ではよく見かけますね。
大きな地震動が襲ってきても、
ぶつかって大きく破損したり
渡り廊下自体が崩落してしまうことがないように、
『エキスパンションジョイント』が設けられています。
建物同士が動いた時、
その動きを吸収できる部分を設けているのがわかりますか?
もちろん、大きく揺れた際には、
外装カバーが落下する程度の損傷はあるはずですから、
大地震のあとには下を通らないほうが無難なのは
言うまでもないことです。
通路部分だけではなく、
屋根部分の細工も上々ですね。
積雪寒冷地の場合には、
壁も設ける必要があるし、
屋根部分の隙間も無くさなくてはなりませんから、
違う工夫が必要になります。
(「渡り廊下のエキスパンションジョイント」おわり)
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