2016年04月02日

消防ポンプ(古い)

昔の人は大変だった シリーズ。

現代でこそ、さまざまな「せつび」が発達し、
至極便利な生活を享受できる状況にありますが、
ちょっと昔に遡れば、
いろんな点で、今行きている者の目から見れば
不便な状態であったわけです。

キッチン!(ちょっと古い)』の記事の施設には、
昔の消防ポンプも展示されていました。
mkshnshbpnp.JPG

火災現場に移動させるのも、
水を送るのも、
もちろんすべて人力。

それでも、バケツリレーで送るよりも
遥かに効果的に消火できるということで、
当時としては重宝したんじゃないでしょうか。


ため池などの水源から水を採り、
標的に向かって放水するために、
高低差やホースの長さとともに、
それを送ることの出来る人間の筋力の限界が
消火活動の限界だったことでしょう。


現在は、建築物や土木構造物には、
さまざまな消火設備が設置されていて、
こと初期消火に関しては
昔に比べて大変効果的に、かなりな威力で
実施することができるようになりました。

と同時に、消防署から何台もの消防車が駆けつけて、
消火栓や消防用水などを水源にして、
ポンプ車から強力に送水することができます。


それでも後代になれば、
現在の消火設備は、とても不便で貧弱で効果が薄いものに
見えるようになるのかも知れません。
(「消防ポンプ(古い)」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブログ拝見しました。今と昔では消火方法も全く違いますね〜昔は火事になったら2次災害にならないように家を壊したりしてたみたいですが・・・
便利っていいな・・・・
Posted by Paper at 2016年04月02日 05:39
遠方の地で、知らない道をナビで走りました。
特に街中では、指示通りに進むことで迷うこと無く
目的地に辿りつけます。

でも、いつの間にか、
すっかり受身の姿勢になってしまって、
バージョンアップで追いついていない
新規開通道路とか、工事中とか、
ナビが正しく指示できない時に
アタフタしてしまいます。

便利はありがたいと思いつつ、
あんまり受け身過ぎると
人間ダメになりそうだな、と。
Posted by けろ at 2016年04月02日 17:21
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