2016年03月30日

残留変位って、あるんだ

過日、ちょっとした地震があった時。

まあまあ、揺れました。
震度3くらい?

その日、たまたま用事があって
免震建物に行ったのですが、
免震装置には「残留変位」ってものがあるんですね。

2〜3ミリといった、ごく僅かなものですが、
見てわかる程度になっています。
mnsnschnzryhni.JPG

この状態で、マーキングしておき、
また他の地震があった際には、
更にその残留変位を測定・記録するんだそうです。
(「残留変位って、あるんだ」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今さらで申し訳ないですがブログ拝見しました。免震設備にするのに費用がものすごいかかると聞いたことがあります。僕は詳しくないのですが、免震だとそんなに違いますか?
ゴム?みたいなものを使っているしか知りませんので・・・。
Posted by Paper at 2016年04月02日 17:41
設備について言えば、免震建物の場合には
以前ご紹介したような免震継手類に要する費用が
増額になります。

建物全体だと、免震層より上の部分は
一般の建物よりも強度を抑えても大丈夫になるのですが、
自分では積算したことがないので
どのくらのコストアップであるのか
良くわかりません。すみません。

ただ、既存建物の耐震強度が足りていない場合、
全部壊して建てなおすよりは、
免震化したほうが安く済む……
そういう事例はあります。
今回ご紹介した建物の、その類です。
Posted by けろ at 2016年04月04日 01:02
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