文字だけよりも、
何らかの画像があったほうが、
印象に残りやすいものです。
そういう現象には、
ちゃんと名前がついているんだそうで。
画像優越性効果(Picture superiority effect)
って言うんだそうです。
読んだことよりも、聞いたことのほうが記憶に残る。
聞いたことよりも、見たことのほうが記憶に残る。
(百聞は一見に如かず、ってやつでしょうか)
脳には、そういう特徴があるらしい。
この傾向には、
モダリティ効果(Modality effect)
という命名がなされているそうです。
これが脳の機能なので、
物事をしっかり覚えたいとか、
試験に向けて記憶を確かにしたいとか、
そういう場合に『視覚化』することが
有効になるわけですね。
紹介されて読んだ本。
ブルーバックスの、
自分では気づかない『ココロの盲点』完全版
本当の自分を知る練習問題80
(著:池谷裕二)
いろいろ、興味深い本でした。
ダニング=クルーガー効果が、この本にも載っていて、
ちょっとびっくり。
(「画像優越性効果」おわり)
記憶するには五感を駆使して、と言われますが、やはり視覚情報は大きいなと感じます。