で、氷って、固くて重いんです。
雪や氷って、フワフワ、すべすべ、キラキラ、
白くて透き通っているイメージが強いかもしれません。
降りたての新雪
張りたての薄氷
それだと、確かにそういうイメージに近いんですが。
氷点下の日が続いている時でも、
日差しに、或いは建物内部からの熱で少しづつ溶かされ、再凍結し、
それが繰り返されると、
雪は、より密度が高く、締まった重たい物体に変わり、
氷は、より大きく重い塊に成長し、
ある日ある時、ドスンと落ちてきたり、
落ちること無くその重量を増して、
しまいには建物を破壊してしまう場合もあります。
『つらら』も、見ている分には綺麗ですが、
高いところから落ちてくると、もはや凶器です。
寒冷地の建物を設計する際には、
雪や氷のことも考慮する必要があります。
(「氷塊注意!」おわり)
たのしい『せつび』の世界に入って来られた由、
心から歓迎いたします。
かなり軽〜い感じで更新しておりますので
実務のご参考になるかどうか甚だ心許ないところではありますが、
何らかのお役に立てましたら幸いです。
よろしければ、またお越しくださいませ。