2016年02月27日

氷塊注意!

寒冷地では、当たり前に氷ができます。

で、氷って、固くて重いんです。

雪や氷って、フワフワ、すべすべ、キラキラ、
白くて透き通っているイメージが強いかもしれません。

降りたての新雪
張りたての薄氷

それだと、確かにそういうイメージに近いんですが。

氷点下の日が続いている時でも、
日差しに、或いは建物内部からの熱で少しづつ溶かされ、再凍結し、
それが繰り返されると、

雪は、より密度が高く、締まった重たい物体に変わり、
氷は、より大きく重い塊に成長し、
ある日ある時、ドスンと落ちてきたり、
落ちること無くその重量を増して、
しまいには建物を破壊してしまう場合もあります。

『つらら』も、見ている分には綺麗ですが、
高いところから落ちてくると、もはや凶器です。
IMG_6787.JPG

寒冷地の建物を設計する際には、
雪や氷のことも考慮する必要があります。
(「氷塊注意!」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今年の1月から設備管理の仕事に就職しました。今日初めて拝見しましたが、空調の仕組みなど分かりやすく書いてあり勉強になります。全熱交換器とか冷温水発生機など知らないことが多いので、これからもブログ更新お願いします。
Posted by Paper at 2016年02月28日 19:03
Paperさん、いらっしゃいませ。
たのしい『せつび』の世界に入って来られた由、
心から歓迎いたします。

かなり軽〜い感じで更新しておりますので
実務のご参考になるかどうか甚だ心許ないところではありますが、
何らかのお役に立てましたら幸いです。

よろしければ、またお越しくださいませ。
Posted by けろ at 2016年02月29日 00:59
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