またの名を、エアハンドリングユニット、略してエアハン。
この周りには、いろんな配管がつながっています。
この画像の場合、
加熱用温水コイルに、温水管が、
冷却用冷水コイルに、冷水管が、
加湿器に、蒸気管が、
それぞれ接続されています。
表示されていると、分かり易いですね。
温水コイルと冷水コイルを兼用にして
冷温水コイルとする場合もありますが、
この画像のエアハンの場合には
温水・冷水のダブルコイルが内蔵されて
います。
温水や冷水の状態を確認できるように、
コイルの入口と出口のそれぞれに、
温度計と圧力計が設置されています。
水加湿の場合には、給水管が、
蒸気加湿の場合には、蒸気管が、
接続されます。
加湿器の様子を確認できるように、
蒸気加湿器のあとの空間に
点検用の丸い窓がついています。
(丁度、配管架台用の鋼材に隠されていますが)
その他にも、ドレン管とか、
電線管(動力ケーブル、制御ケーブル)などが
つながっています。
エアハンを見かけることがあったら、
どんな配管がつながっているか、
空気の流れと液体の流れ、
空気処理の内容、
フィルター、コイル、加湿器、ファン、
制御盤などの構成について、
見てみてはいかがでしょうか。
(「エアハン廻りの配管」おわり)