2016年02月20日

エアハン廻りの配管

ユニット形空気調和機、
またの名を、エアハンドリングユニット、略してエアハン。

この周りには、いろんな配管がつながっています。

ahmrnhkn.JPG
この画像の場合、
加熱用温水コイルに、温水管が、
冷却用冷水コイルに、冷水管が、
加湿器に、蒸気管が、
それぞれ接続されています。

表示されていると、分かり易いですね。


温水コイルと冷水コイルを兼用にして
冷温水コイルとする場合もありますが、
この画像のエアハンの場合には
温水・冷水のダブルコイルが内蔵されて
います。

温水や冷水の状態を確認できるように、
コイルの入口と出口のそれぞれに、
温度計と圧力計が設置されています。

水加湿の場合には、給水管が、
蒸気加湿の場合には、蒸気管が、
接続されます。

加湿器の様子を確認できるように、
蒸気加湿器のあとの空間に
点検用の丸い窓がついています。
(丁度、配管架台用の鋼材に隠されていますが)

その他にも、ドレン管とか、
電線管(動力ケーブル、制御ケーブル)などが
つながっています。

エアハンを見かけることがあったら、
どんな配管がつながっているか、
空気の流れと液体の流れ、
空気処理の内容、
フィルター、コイル、加湿器、ファン、
制御盤などの構成について、
見てみてはいかがでしょうか。
(「エアハン廻りの配管」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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