天井点検口が設けられています。
天井内が混み合っているほど、
点検口もたくさん取り付けられます。
点検対象は、
建築的なもの(耐火被覆とか)であったり、
電気設備に関するもの(配線ボックスとか)だったり、
空調設備に関するもの(天吊ファンとか)だったり、
衛生設備に関するもの(分岐バルブとか)だったり、
さまざまです。
そうすると、この点検口は一体、何を点検するためなの?
と、わからなくなってしまう場合もあります。
それを避けるため、
点検口の内側に、そこから点検できる項目を一覧表にして
貼っておくと便利。
新築の時は、みんなわかっているんです。
でも、年月が過ぎ、新築時の情報を持つ人が管理から外れるように
なってくると、もう誰にもわからなくなってしまいます。
ああだろうか、こうだろうかと、ただ推測するだけの対象になって
しまいかねません。
だから、後の人たちのために、
ぜひとも情報を残しておきましょう。
(「天井点検口の目的」おわり)
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