2015年09月16日

低リップ便器

小便器には大別して「壁掛形」と「床置形」とがあります。

床置形の場合、便器と床との境目が汚れやすく、掃除が大変……。

そういう事があります。

壁掛形にすると、床面の掃除はし易いのですが、
小便の滴が垂れて床が汚れる度合いが、床置よりも大きい……。

そういう事もあります。

受ける位置が床置形よりも高いので、子どもには届かないとか、
そういう難点もあります。
年齢が高くなって、小便のキレが悪くなって来た際にも、
従来からある「壁掛形」では不都合が多かったりします。


受ける位置は低く、しかも床面清掃もし易い、
そういう形状なのが『低リップ形』の小便器です。

低リップ.JPG
便器下部に10cmほどの空間があるので、
床置形よりも床面清掃がやり易くなっています。

結構重いため、壁下地に補強材をしっかり入れなければなりませんので、
ご注意を。
(「低リップ便器」おわり)
posted by けろ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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